松崎正臣の現在と経歴|ベネッセ事件の真相と多重下請けの病理
事件当時、東京都府中市の自宅マンションに暮らしていた松崎正臣は、1974年生まれ(事件発覚当時の年齢は39歳)のシステムエンジニアでした。2012年1月より都内のシステム開発会社に勤務し、業務委託・派遣の形態で岡山県などに拠点を置くベネッセの機能子会社「シンフォーム」東京事業所へ常駐していました。
松崎正臣の詳しい学歴について公的機関から詳細な学校名まで正式発表されたわけではありませんが、IT専門職として10年以上の開発・運用実務キャリアを積み上げていた技術者であったことが報じられています。データベースの保守運用において極めて高いアクセス権限を付与されており、システム内部の構造や監視体制の盲点を熟知する立場にありました。
捜査関係者の証言や当時の報道資料によると、2014年7月17日午後、警視庁多摩中央署の捜査員が府中市の自宅を訪れ、不正競争防止法違反(営業秘密の複製・開示)の容疑で逮捕されました。静かな住宅街から捜査車両へと乗り込む姿は各局のニュース番組で大々的に報じられ、社会に強烈な衝撃を与えました。