革マル派と中核派の決定的な違い 分裂の歴史と思想の対立を解剖
両派の関係を語る上で避けて通れないのが、極左過激派同士による凄惨な武力衝突、すなわち内ゲバである。1970年代から80年代にかけ、鉄パイプやバール、ハンマーを手にした襲撃部隊が互いの拠点や個人宅を強襲。白昼堂々の拉致やリンチ、惨殺事件が相次ぎ、双方で数多くの死者と重傷者を出した。
この陰惨な抗争の主戦場の一つとなったのが、三里塚闘争(成田空港反対運動)であった。農民による用地買収反対運動に新左翼が介入する中、革マル派と中核派は現地でも主導権を競い合い、反対派農民をも巻き込んだ分裂騒動を引き起こした。国家権力との闘争以上に仲間内での暴力を激化させた事実が、一般市民の離反を決定的なものにした。