刑務所の食事が豪華すぎる?正月重箱と最新データで暴く獄中事情

刑務所の食事が豪華すぎる?正月重箱と最新データで暴く獄中事情についての疑問解決ガイドをご紹介します。

ネット上で「豪華すぎる」と槍玉に挙げられる画像のほぼ大半は、1月1日から3日にかけて受刑者に配給される「正月特別食」だ。重箱に詰められた有頭エビ、伊達巻、黒豆、数の子、紅白かまぼこ、そして赤飯。普段の質素な給食とは一線を画すそのビジュアルが、外部の目に「優雅な年越し」として映ってしまうのも無理はない。

正月以外にも、祝日やクリスマスにはショートケーキやフライドチキンといった「祝日等給与」が用意される。平日の定番メニューで圧倒的な人気を誇るのは、小麦粉とルウをじっくり煮込んだ特製カレーライスや、サクサクに揚がった豚カツ、ジューシーな唐揚げだ。麺が伸びないよう工夫されたラーメンや焼きそばの日には、舎房内に歓喜の空気が流れるという。

しかし、これらは1年365日のうちのほんの数日に過ぎない。特別な日のご馳走を強調して拡散する行為は、氷山の一角だけを見て全体を語るようなものだ。残りの360日は、主食と質素な副菜2品、汁物という厳格なレギュレーションが支配している。

前田 葵

前田 葵

サステナビリティ研究家

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。