偏差値の平均は本当に50か?平均点との違いと順位の真実を徹底解明
統計学において、受験者の得点分布が左右対称の釣鐘型を描く正規分布と偏差値の関係性を用いると、自分の偏差値が「全体の上位何パーセントにいるのか」、あるいは「1,000人中何位くらいなのか」を正確に割り出すことができます。
一般的に、偏差値50の割合は全体のど真ん中(上位50.0%)であり、偏差値45から55の間に全体の約38.3%が集中します。さらに、難関校合格のひとつの指標とされる偏差値60の割合と難易度を見ると、偏差値60以上は全体の上位約15.87%(100人中16位前後)しか到達できない狭き門であることが分かります。
このように、偏差値上位何パーセントかという偏差値と順位の目安を照らし合わせると、偏差値が「5」上がるごとに順位がどれほど大きく跳ね上がるかが一目瞭然です。偏差値50から55へ上げる難しさと、偏差値65から70へ上げる難しさは、母集団における分布の密度の違いから全く異なる性質を持ちます。