TverでW杯は全試合無料?放映権の行方と日本代表戦の視聴法
この放映権バブルのなかで強烈な存在感を示したのが、前回大会で全64試合の無料生中継を断行したABEMAだ。同サービスは独自のデジタルインフラと巨額投資によって、日本のサッカー観戦スタイルを劇的に変革した。これに対し、民放キー局が共同で運営するTVerは、あくまで「地上波放送の補完・拡張」というポジションを堅持している。
OTT動画配信サービス間の競争は激しさを増している。サブスクリプション型の有料プラットフォームがプレミアムなスポーツコンテンツを囲い込む動きが世界的に加速する中、TVerやABEMAが提供する「広告モデルによる無料視聴」は、一般のライト層をサッカー文化へ引き留める決定的な防波堤として機能している。