池袋通り魔殺人事件の真相と動機|造田博死刑囚の生い立ちと現在

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逮捕後、警察の取り調べに対して造田が供述した犯行動機は、あまりにも身勝手で歪んだものでした。取り調べの中で造田は、「真面目に生きている自分がなぜこんな目に遭うのか」「誰も助けてくれない社会への復讐」「だれでもいいから殺してやろうと思った」と述べています。

さらに造田は、「コンピューターや電波に操られている」「周りの人間が自分をバカにしている」といった誇大妄想・被害妄想を抱いており、事件直前には自分の境遇を無視し続ける国や社会、周囲の人間すべてを敵と見なす心理状態に陥っていました。

犯行現場として池袋を選んだ理由についても、「人が多く集まる場所ならどこでもよかった」「目立つ場所で大きな事件を起こせば、自分の存在を社会に思い知らせることができる」という短絡的な自己顕示欲と絶望が入り混じった意図があったことが判明しています。何の落ち度もない通行人をターゲットにした身勝手極まりない動機は、遺族や世間に深い怒りと悲しみをもたらしました。

中島 亮太

中島 亮太

写真家・フォトエディター

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。