【ハンターハンター】ナックル死亡説の真相!ユピー戦の結末と現在の動向
ナックルという男の存在意義が最も激しく燃え上がったのが、護衛軍モントゥトゥユピーとの消耗戦でした。この戦いの結末と、彼の下した決断の是非は、今なおファンの間で語り継がれる屈指の名シチュエーションです。
ナックルの念能力は、放出系に属する「天上不知唯我独損(ハコワレ)」です。相手にオーラを攻撃として貸し付け、貸し付けたオーラを示すマスコット「ポットクリン」を付着させます。ポットクリンは絶対に破壊できず、10秒ごとに「トイチ(1割)」の複利で利息が加算。相手の借金オーラが総オーラ量を上回った瞬間に「トリタテン」へと変態し、相手を30日間の強制的な「絶(オーラが出せない無防備状態)」へと追い込む極めて凶悪なデバフ能力です。
メレオロンの「神の共犯者」による完全透過と連携し、ナックルはユピーにポットクリンを憑けることに成功。膨大なオーラ量を誇るユピーを破産寸前まで追い詰める王手をかけました。しかし、ここで戦況を揺るがす最大の悲劇が発生します。全オーラを煙の分身に使い果たし、限界を迎えた師匠モラウがユピーの眼前で無防備に倒れ込んだのです。
ユピーは「モラウを見逃す代わりに、ハコワレを解除しろ」と要求。世界を救う大義を優先するならば、モラウを見殺しにしてでも潜伏し、破産を待つのが作戦上の「正解」でした。しかし、ナックルは迷いながらも姿を現し、「能力を解除するから、その人に触るな」と叫んでハコワレを解除しました。仲間を見捨てられない彼の「甘さ」であり、人間としての「矜貴(プライド)」が選ばれた瞬間でした。