エヴァ「動け動け動け!」の元ネタと真相|初号機覚醒と魂の叫び
シンジの狂気すら孕んだ叫びに応えるように、停止していた初号機は突如として再起動を果たします。この現象こそが、エヴァシリーズ屈指の衝撃展開である「初号機の覚醒と暴走」です。
リツコがモニター前で愕然とする中、シンジと初号機のシンクロ率は400%を突破。パイロットの肉体と精神がエヴァと同化する危険領域に突入し、初号機は外部電源も内部電源もない状態で完全自律稼働を始めました。
獣のような咆哮をあげてゼルエルを圧倒した初号機は、倒した使徒を四つん這いになって貪り食い、使徒の永久機関である「S2機関」を体内に取り込みます。この暴走の背景には、初号機のコアに宿るシンジの母・碇ユイの魂が、息子の強い危機と渇望に共鳴して自らの封印を解いたという決定的な設定が存在します。
単なるロボットアニメの「主人公の熱血パワーによる危機脱出」にとどまらず、人知を超えた生体兵器の恐ろしさと母親の歪で強大な愛情をまざまざと見せつけたこのシークエンスは、当時のアニメ界に計り知れない衝撃を与えました。