2014年消費税8%増税の真相!なぜ決行?舞台裏と家計への影響を徹底解剖

2014年消費税8%増税の真相!なぜ決行?舞台裏と家計への影響を徹底解剖について押さえておきたい 注意点を分かりやすい構成で解説いたします。

この増税プロセスの出発点は、2012年に当時の民主党・野田佳彦政権下で成立した「社会保障と税の一体改革」です。政権与党の民主党、野党であった自民党と公明党が党利党略を超えて結束した三党合意により、「2014年4月に8%、2015年10月に10%へ引き上げる」という増税関連法案が可決されました。

その後、2012年末の総選挙で政権を奪還した第2次安倍晋三内閣に増税のバトンが渡されます。ここで浮上したのが「景気条項(附則第18条)」の存在でした。法案には「経済状況等を総合的に勘案した上で施行を判断する」という条件が盛り込まれていたため、最終的なゴーサインを出すか否かは安倍内閣の決断に委ねられたのです。

首相官邸内では、景気腰折れを極度に警戒する経済ブレーンやリフレ派学者からの「増税延期・慎重論」と、国際的な信認維持や財政再建を最優先とする財務省や日本銀行からの「予定通りの増税推進論」が激しく衝突しました。連日開催された有識者点検会合を経て、最終的に安倍首相は「アベノミクスによる景気回復軌道を維持しつつ、財政規律を守る」として2013年10月1日、正式に予定通りの8%増税を表明するに至りました。

小林 直樹

小林 直樹

トレンドリサーチャー

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