なぜ自分だけ仕事が遅い?脳科学で要領の悪さを根本改善する
ビジネス界の金字塔として知られるスティーブン・R・コヴィーの名著『7つの習慣』は、現代の複雑なワーク環境においても色褪せない強固な指標を与えてくれる。単なるテクニックとしてのタイムマネジメントを超え、自らの価値観に基づいた行動選択を説くこの概念は、数多くの自己啓発書籍の原点とも言える存在だ。
コヴィー博士が提唱した「時間管理のマトリックス」では、人生や仕事の領域を4つの領域に分類する。要領の悪さに悩む人の多くは、緊急かつ重要な「第1の領域」や、緊急だが重要ではない「第3の領域」に振り回されがちだ。要領改善の要は、緊急ではないが極めて重要な「第2の領域」——すなわち、仕組み化、事前準備、人間関係の構築——にどれだけ時間を割り振れるかにある。