配布と配付の違いとは?公用文とビジネス文書の使い分けを徹底解説
ビジネスマナーや社内文書の実務において、最も頻出するのが「資料配付」と「資料配布」の使い分けです。現場で使われる「配布物と配付物」のニュアンスの違いを整理しておきましょう。
会議資料の配付と展示会パンフレットの配布
社内ミーティングや役員会での会議資料の配付は、参加メンバーという「特定の人」に届けるため「配付」と表記するのがビジネスマナー上の模範解答とされています。一方で、不特定多数の来場者が立ち寄る展示会ブースでカタログを配る場合や、自社Webサイトで資料請求者向けにホワイトペーパーを広く公開する行為は「資料配布」と表すのが自然です。
「配給」と「配布」の違いを押さえて混同を防ぐ
「配る」に関連する熟語として、歴史の授業やニュースで見かける配給と配布の違いについても触れておきます。配給(はいきゅう)は、物資や食糧が不足している緊急事態や統制経済下において、一定の割り当て基準を設けて公平に配給品を渡す仕組みを指します。一方、配布はそうした数量制限や生活必需品の統制という意味を持たず、単に広く行き渡らせる行為全般を指すため、現代の通常のビジネス文書で配給を用いることはまずありません。