ミシンなしでプロ級!自分でデニムの裾上げをする失敗ゼロの完全手順

ミシンなしでプロ級!自分でデニムの裾上げをする失敗ゼロの完全手順の見逃せないポイントをわかりやすく整理しました。

デニム愛好家が最も恐れるのが、「裾上げをしたら裾のヴィンテージ加工が消え去り、のっぺりとした初心者っぽい見た目になってしまう」という現象です。量販店で購入した加工ジーンズの裾には、ウォッシュ加工によって生じた立体的なパッカリング(波状の縮み)や擦れ痕、すなわち「アタリ」が存在します。通常の三つ折り縫いを行うと、このアタリ部分をハサミで切り落とすことになります。

この問題を解消するのが、洋服リフォーム業界で「挟み込み」「裾残し」「アタリ移植」と呼ばれるテクニックです。驚くべきことに、この工程は手縫いでも完全に再現できます。

具体的な手順は次の通りです。まず、短くしたい長さの「半分」の数値を割り出します。例えば全体で4cm短くしたい場合、計算値は2cmとなります。ジーンズを表側に向けたまま、裾のステッチのすぐ上を折り返し地点として、外側へ2cm折り上げます。この状態で、元々の裾ステッチのキワ(縫い目の真下)を一周ぐるりと縫い合わせるだけです。

この際、デニム裾上げ手縫いやり方としては強度の高い「本返し縫い」を採用し、太めの20番手または30番手のポリエステル製ボタン付け糸を使用します。縫い終わった後、余分に折りたたまれた内側の生地を上側に倒してアイロンでしっかりと押さえつけると、表からは元々の加工ステッチだけが露出し、外見上は数センチ短縮された状態が完成します。内側の余り生地がゴロつく場合は、縫い代を1cmほど残して余剰分をカットし、ほつれ止め液を塗布しておけば履き心地も損なわれません。

小林 直樹

小林 直樹

トレンドリサーチャー

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。