エバーグリーン富士の心霊現象は本当か 噂の背景と確認すべきこと
富士山麓の宿泊施設で起きる不思議な音や感覚には、自然環境が関係する場合がある。標高の高い地域では、昼夜の気温差が大きい。建物の木材や金属部分が伸び縮みし、パキッ、ミシッという音を立てることがある。夜の静けさの中では、その小さな音が妙に大きく聞こえる。
風も大きな要素だ。林に囲まれた建物では、風が木々を揺らし、窓や換気口に当たる。低い音が続くと、人の声のように聞こえることもある。古い廊下や階段は歩行音が響きやすく、離れた場所の動きが近くに感じられることも珍しくない。
睡眠の状態も無関係ではない。旅行や合宿では、普段と違う寝具、部屋の匂い、気温、同室者の物音で眠りが浅くなる。金縛りに似た状態は、医学的には睡眠麻痺として説明されることが多い。目が覚めかけているのに体が動かず、影や気配を感じる。本人にとっては強烈な体験だが、必ずしも超常現象とは限らない。