曲げわっぱ弁当箱でご飯が劇的変化!後悔しない選び方と手入れの真実
曲げわっぱを長く清潔に保つための基本は、水分を中に残さない完全乾燥に尽きます。日々の手入れ手順と、トラブルが起きた際のリカバリー方法を頭に入れておくだけで、寿命は10年以上延びます。
日々の洗い方として、ウレタン塗装や漆塗りは柔らかいスポンジと薄めた中性洗剤で優しく洗い、ぬるま湯で洗い流します。一方、白木(無塗装)は洗剤成分が木に染み込んでしまうため、基本はぬるま湯と柔らかいタワシでのこすり洗いが鉄則です。油汚れが付着した場合は、重曹や強アルカリ洗剤は木を黒ずませる原因になるため避け、少量の粉末クレンザーをタワシに付けて木目に沿って磨き洗いを施します。
洗浄後はすぐに乾いた布巾で水分を完全に拭き取り、開口部を上に向けて風通しの良い日陰で丸一日乾かすことが重要です。伏せて置くと内部に湿気がこもり、カビの原因になります。万が一、内部に黒カビが発生してしまった場合は、消毒用エタノールを吹きかけて殺菌するか、薄めた酢水を含ませた布で拭き取ったのち、天日ではなく日陰で数日間じっくり乾かしてください。塩素系漂白剤は木材の繊維を破壊するため絶対に使用してはいけません。
また、使い始め特有の「木の匂い」や「漆の匂い」が気になる場合は、米のとぎ汁に少量の食酢を混ぜて内部を拭き、ぬるま湯で流してから陰干しを数回繰り返すことで、自然に匂いを和らげることができます。