岡村孝子と元旦那・石井浩郎の離婚真相と闘病を支えた絆の全貌
1997年1月、ふたりの結婚会見は熱気に包まれていた。グラウンドで豪快なバッティングを見せる男と、静けさの中に凛とした芯の強さを秘めた歌声を届ける女性。対照的な世界でトップを走るふたりの結びつきは、誰もが羨むお似合いのカップルに見えた。結婚翌年には長女が誕生。岡村孝子は一度マイクを置き、家庭へと軸足を移した。
歯車が狂い始めたのは、互いが生きる世界の価値観や生活リズムのすれ違いだったと伝えられている。プロアスリートとしての過酷な体調管理と遠征の日々。引退後のセカンドキャリアを模索する中で生じた将来像の乖離。家庭を守りたい妻と、勝負の世界で生きてきた夫との間に生じた温度差は、徐々に修復困難な亀裂となっていった。
2003年、ふたりは協議離婚を発表。泥沼の愛憎劇ではなく、互いの尊厳を守るための選択だった。親権は岡村孝子が持ち、ひとりの母親として娘を育て上げる決意を固める。一方の石井浩郎氏は後に政界へと進出し、参議院議員としての道を歩み始めることとなる。