東京の外食地図が塗り替わる?「チポトレ」日本上陸の熱狂と、日本の外食市場を揺るがす「ファストカジュアル革命」の全貌
平日14時、ランチピークを越えた時間帯であっても客足は途絶えない。店内を見渡すと、スマホを片手に自分好みのトッピングを注文する若者や、近隣のオフィスから駆けつけたビジネスパーソンの姿が目立つ。これまで日本においてメキシカンフードは、一部のアジアンエスニックファンや洋食好きに愛されるマイナーなジャンルにとどまっていた。しかし、チポトレの登場はそのイメージを覆した。
「高タンパクで低脂質、しかもお腹いっぱいになる」。ジム帰りに訪れた20代の男性会社員はそう語る。自分の体調やマクロ栄養素に合わせてボウルの中身を細かくカスタマイズできる自由度が、ヘルス意識の高い若年層のニーズに合致したのだ。写真映えする色彩豊かなビジュアルも、ソーシャルメディア時代のアンプとして強力に機能している。