なぜ中崎町の焼肉たまきは客を魅了するのか?極上黒毛和牛の秘密
大阪のキタ、梅田から歩いて10分少々。昭和の面影を色濃く残す大阪市北区中崎町は、若者やカルチャー層を惹きつけるアートな街として知られてきた。だが、このエリアの夜の表情が劇的に変わりつつある。
静まり返る夕暮れの路地に、肉の焼ける匂いが漂い始める。洗練されたモダンな看板の前に集まるのは、ビジネスマンからグルメ感度の高い若年層、さらには噂を聞きつけてやってきた海外からの旅行者まで実に幅広い。路地裏の隠れ家という趣を残しながら、店内に満ちているのは圧倒的な活気だ。路地散策のついでではなく、「ここを目的に訪れる」人々が街の回遊ルートそのものを塗り替えている。