マック50円時代はなぜ実現した?平日半額の真相と値上げ推移の全歴史

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マクドナルドが日本のファストフード界で前代未聞の価格破壊を仕掛けたのは、2000年2月のことでした。当時の通常価格130円だったハンバーガーを平日に限り半額の65円、チーズバーガーを80円で提供する「平日半額キャンペーン」を突如発表したのです。

オフィス街や駅前の店舗には開店直後から長蛇の列ができ、硬貨数枚を握りしめた学生やサラリーマンが押し寄せました。「1コイン(500円玉)でハンバーガーが7個買える」という非日常的なコストパフォーマンスは連日ワイドショーで特集され、まさに社会現象化します。

さらに価格競争が激化した2002年8月、日本マクドナルドは期間・曜日限定のテコ入れとして、ハンバーガーを史上最安値となる「平日50円」(通常時は59円バーガー)で販売する決断を下しました。50円玉1枚で温かいハンバーガーが手に入る光景は、平成デフレ期を象徴する決定的瞬間として今も語り継がれています。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。