Posto De Gasolinaの意味と給油の掟!ブラジル最新情報

Posto De Gasolinaの意味と給油の掟!ブラジル最新情報の基本情報から最新動向までをわかりやすく整理しました。

ブラジルのガソリンスタンドに足を踏み入れて最も戸惑うのが、燃料ポンプに並ぶ多様な選択肢です。現地を走る乗用車の約8割以上は、ガソリンとバイオエタノールのどちらでも、あるいは任意の比率で混合して走行できる「フレックス燃料車(Veículo Flex)」となっています。

ブラジル石油・天然ガス・バイオ燃料監督庁(ANP)の基準およびスタンドで提供される代表的な燃料区分は以下の通りです。

  • Gasolina Comum(レギュラーガソリン):標準的な無鉛ガソリン。ただし、国のエネルギー政策により、サトウキビ由来の無水エタノールが約27.5%(政策改定により最大30%)あらかじめ混合されています。
  • Gasolina Aditivada(添加剤入りガソリン):エンジン内部の洗浄剤や保護剤が配合されたガソリン。ペトロブラスが展開する「Petrobras Grid」やイピランガの「Ipimax」などが代表格です。
  • Gasolina Premium / Podium(ハイオクガソリン):高圧縮比エンジンや高級輸入車向けの高オクタン価ガソリン。特に「Petrobras Podium」はRON97以上の超高水準を誇ります。
  • Etanol Hidratado(含水エタノール / 単にÁlcoolとも呼ばれる):サトウキビを発酵・蒸留して作られる100%植物由来燃料。環境負荷が低く、ガソリンよりも安価に流通しています。
  • Diesel S10 / S500(軽油):主にSUV、トラック、ピックアップトラック向け。硫黄含有量を10ppmに抑えた環境対応型「Diesel S10」が都市部を中心に普及しています。

エタノールはガソリンに比べて熱量が低いため、燃費が約25%〜30%低下するという物理的特性があります。そのため、現地ドライバーの間では「エタノール価格がガソリン価格の70%未満であればエタノールを入れ、70%を超えるならガソリンを入れる」という「70%パリティの法則」が長年の給油基準として定着しています。

渡辺 美咲

渡辺 美咲

ガジェット&アプライアンスライター

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