目の下のできもの、実は危険?白いポツポツの正体と皮膚科治療を徹底解説
専門クリニックで行われる治療は、病変の深さと性質に応じて明確にプロトコルが分かれています。保険適用の有無やダウンタイムの期間を比較した上で、適切な手法を選択する必要があります。
稗粒腫の治療では、医療用注射針の先端で表皮に極小の穴を開け、専用の面皰圧出器(コメドプッシャー)を用いて内容物の角質球を押し出す「面皰圧出術」が一般的です。この処置は健康保険が適用され、自己負担額は数百円から数千円程度(診察料別)で即日完了します。多発している場合は、周囲の組織を熱損傷させずに蒸散させる炭酸ガス(CO2)レーザー(自費診療:1個あたり約3,000円〜5,000円)が選択されることもあります。
汗管腫の治療は、かつて炭酸ガスレーザーで平らに削る方法が主流でしたが、真皮深くまで削ると傷跡が白く抜ける(脱色素斑)リスクがありました。近年では、皮膚表面を絶縁針で保護しながら真皮内の汗管腫組織のみに直接高周波(RF)を照射して熱変性させるアグネス(AGNES)などの機器治療が普及しています。表面の傷を最小限に抑えつつ再発率を低下させることが可能ですが、自由診療となり1回あたり30,000円〜60,000円前後の費用と複数回の施術が必要です。