プロが暴く服屋さんの裏側!絶対に後悔しない選び方と買い物術
量販店が効率を極める一方で、独自の審美眼で顧客を魅了してきたセレクトショップも大きな岐路に立たされている。草分け的存在である株式会社ユナイテッドアローズをはじめとする大手各社は、原点である「編集力」と「接客体験」の再定義を急ぐ。
パリ・ファッションウィークで発表される最先端のモードやハイエンドなトレンドを、日本の日常着へと巧みに翻訳して提案する力。それこそがセレクト業態の真骨頂だった。しかし、情報が瞬時に世界を駆け巡る現在、バイヤーのセンスだけに頼ったビジネスモデルは通用しにくくなっている。店舗でしか味わえない試着の心地よさ、スタッフとの対話から生まれる予期せぬ発見など、五感を刺激する「わざわざ行く理由」の創出が売り場に求められている。