昭和へ急行!広島で生き残る絶品レトロ自販機と激レア巡礼ルート

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昭和40年代から50年代にかけて全国の主要幹線道路沿いに急増した麺類自動販売機。夜間営業の飲食店が皆無だった時代、深夜帯に働くトラックドライバーや受験生にとって、それは唯一無二の温もりだった。どんぶりごと回転させて脱水する強烈な遠心力湯切り。わずか数十秒で出来上がる天ぷらうどんや肉そばの完成度は、当時の自動販売機製造業が注ぎ込んだ情熱の証だ。

平成を通り越し、令和の現代において昭和レトロ文化への視線が熱を帯びている。ハイテクなタッチパネルや電子決済が当たり前となった今、薄暗い店舗の角でオレンジ色のランプを点滅させるマシンは、まるで時空の歪みに取り残されたタイムマシンのような佇まいを見せる。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。