イーハイフン閉店の真相と理由解明|なぜ消えた?復活の可能性と現在
店舗が姿を消した今なお、ファンの記憶に鮮烈に残っているのがそのユニークな立ち位置です。ネット掲示板やSNS上での当時の評判を検証すると、愛用者たちが寄せる熱量は並大抵のものではありませんでした。
「アースほど甘すぎず、適度にロックやモードの要素が入っていて唯一無二だった」「中学生や高校生のお小遣いでも、背伸びして原宿系のおしゃれができた」といった声が数多く見受けられます。単なる量産型カジュアルではなく、「ガーリー&マニッシュ」という対立する要素の融合が、当時の少女たちの自己表現にジャストフィットしていました。
とりわけアパレルカルチャーの歴史に名を刻んだのが、人気モデルのAMOさんがプロデュースを手掛けた派生レーベル「イーハイフンワールドギャラリーボンボン(E hyphen world gallery BonBon)」の存在です。
フレンチシック、パステル、ドーリー、ヴィンテージといった要素を極限まで研ぎ澄ませたBonBonは、原宿カルチャーを愛する若者を中心に熱狂的な支持を集めました。ラフォーレ原宿の旗艦店には長蛇の列ができ、限定コラボアイテムは即完売を記録。ファストファッション全盛へ向かう直前の日本のユースカルチャーにおいて、「着るだけで物語の主人公になれる服」としての価値を確かに提供していたのです。