銭湯の定番・瓶牛乳が消える?大手撤退の真相と最新入手ルート
風呂上がりに腰に手を当てて飲む瓶牛乳は、単なる飲料の枠を超えた「日本の昭和レトロ文化」の象徴だった。映画『ALWAYS 三丁目の夕日』で描かれた高度経済成長期の街並みや、映画『テルマエ・ロマエ』で古代ローマ人が日本の銭湯文化に衝撃を受ける名シーンにも、あのガラス瓶は不可欠な小道具として登場した。
テレビ東京をはじめとする各局の旅番組や銭湯特集でも、冷えた瓶のキャップをプラスチックの針でピッと開けるカットは、旅情をそそるお約束の演出だった。紙キャップを開ける時のあの心地よい抵抗感と手触り。そうした五感に訴える体験そのものが、時代の変化とともにスクリーンや過去の記録の中に閉じ込められようとしている。