恋愛Abcとはどこまで?意味と由来・令和で死語化した理由を徹底検証
恋愛指南サイトやSNSの恋愛インフルエンサーの発信の中には、いまだに「付き合って3回目のデートでキス、5回目で身体の関係を持つのが正解」といった、恋愛ABCの変形とも言えるステップ論を説くものが後を絶ちません。しかし、こうした硬直的な段階論をそのまま鵜呑みにすることには大きなリスクが伴います。
代表的な誤解が、「順番通りに身体を進めなければ相手の気持ちが冷めてしまう」という焦燥感です。特にスキンシップに対する男女の心理ギャップを無視した進行は悲劇を生みます。一般的に、好意の確認として身体的接触を急ぎたがる心理が働く一方で、もう一方は「段階が進むこと」よりも「自分が人として尊重されているか」という心理的安全性を最優先に観察しています。
「Bまで進んだのに次のデートで手を繋ぐのを嫌がられた」という悩みを抱える人は少なくありません。しかし、人の心は記号のように不可逆ではありません。「昨日はキスを受け入れたけれど、今日は気分が乗らない」「まだ深く触れられることには不安がある」と揺れ動くのが人間の自然な感情です。「一度進んだステップは後戻りしない」という思い込みこそが、相手のサインを見落とし、関係を破綻へと追い込む盲点となっています。