「冗談でしょ?」だけじゃない!英語ネイティブのリアルな本音

「冗談でしょ?」だけじゃない!英語ネイティブのリアルな本音についての真相をお届けします。

言語学の観点からも、この現象は極めて興味深い研究対象となっている。ケンブリッジ大学出版局をはじめとする主要な言語研究機関が収集した大容量の話し言葉コーパス分析によると、「Are you kidding me?」の実に7割以上が、辞書に書かれた文脈とは異なる感情的文脈で使用されていることが判明している。

長年、従来の語学教育産業は、文法的に正しく標準的な対話表現を教えることに重きを置いてきた。その結果、日本の学習者の多くは「Kidding=からかう」という直訳の枠組みにとらわれ、現場での感情の強さを見誤ってしまうケースが多発していた。

だが現代の英語学習トレンドは大きく舵を切っている。文脈(コンテキスト)と声のトーン(パラ言語情報)をセットで理解することこそが、グローバルなコミュニケーションの鍵であると認識され始めたのだ。教育機関や学習アプリも、実社会で通用するニュアンスの伝達に焦点を当て始めている。

林 結菜

林 結菜

ライフスタイル編集者

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。