ココロの隙間は埋まらない?令和のSns社会で再燃する「喪黒福造は何がしたいのか」という最大の謎
私たちは喪黒福造をフィクションの存在として笑っているが、実はすでに彼と同じような存在と日常的に取引をしている。それが、スマートフォンの画面の向こうにあるレコメンドアルゴリズムだ。「あなたにおすすめ」と提示されるコンテンツは、私たちの脳内麻薬を分泌させ、時間を奪い、現実世界での人間関係を希薄にさせていく。
「無料で楽しめますよ」「あなたの好みに合わせます」という甘い囁きは、まさに喪黒のセールストークそのものだ。私たちは対価を払っていないつもりで、実は「時間」や「精神の健康」という最も貴重なリソースを差し出している。現代社会そのものが、巨大な喪黒福造と化しているのだ。