早大正門前の知の聖地「成文堂」の歩みと法学・専門書在庫のリアル
なぜ、検索一つで情報が手に入る時代に、人々はこの場所を目指すのか。答えは「予期せぬ発見(セレンディピティ)」にある。ネット検索は探している目的の書物にしか辿り着けない。しかし、成文堂の書棚の前に立つと、探していた本の隣に置かれた一冊が、研究のブレイクスルーをもたらすことがあるのだ。
大学院生や若い研究者にとって、この店は自らの専門領域を再確認し、時に新たな視点を得るための精神的なホームグラウンドとなっている。また、法学部生にとっては司法試験や公務員試験を突破するための「勝負本」を手に入れる聖地であり続けている。