タラレバとは?ビジネスで禁句の理由と後悔を力に変える言い換え術
プロスポーツの世界では昔から「勝負の世界にタラレバはない」という鉄則が共有されています。どれほど惜しい判定や不運なアクシデントがあったとしても、スコアボードに刻まれた結果がすべてであり、過程の仮定論を口にすることは敗者の見苦しい言い訳とみなされるからです。
この厳しさはビジネスの現場でもまったく同じです。プロジェクトの失注やトラブルが発生した際、「クライアントの担当者が変わっていなければ」「予算がもっと潤沢にあれば」といった発言は、ビジネスパーソンとして最も警戒すべき3つの悪印象を与えてしまいます。
1つ目は当事者意識の欠如です。外部環境のせいにして自分自身の判断ミスや準備不足から目を背けていると判断され、周囲からの信頼を一瞬で失います。
2つ目は再現性の喪失です。過去の条件を変更する仮定からは、次の成功につながる具体的な教訓が得られません。
3つ目はチームの士気低下です。終わった出来事に対する愚痴や不満のループは、現場の空気を停滞させる大きな要因になります。