オウムとインコの違いとは?見分け方とオカメインコの真相を徹底解説

オウムとインコの違いとは?見分け方とオカメインコの真相を徹底解説に関する基本知識を徹底的にまとめました。要点を確実におさえることができます。

インターネット上の掲示板やSNSでは、「体が大きい鳥はすべてオウム」「派手な鳥はすべてインコ」という誤認が長年繰り返されてきました。その代表例がアフリカ原産のヨウムや、南米のジャングルに生息する巨大なコンゴウインコです。

知能の高さとおしゃべり能力でテレビ番組にも頻繁に登場するヨウムは、体長30cm以上あり灰色を基調とした落ち着いた羽色をしていますが、冠羽を持たないため「インコ科」に分類されます。また、体長1メートル近くに達し圧倒的な存在感を誇るコンゴウインコ(スカーレットマコーなど)も、鮮烈な原色と冠羽のない頭部を持つ正真正銘の「インコ科」です。このように、体長や体重のスケールは科の分類基準には一切関係ありません。

また、ペットショップでの呼称ルールにも注意が必要です。流通段階の慣用名として「〜インコ」と名付けられていても、学術的にはオウム科に属するケース(オカメインコなど)が存在します。飼育スペースの設計や防音対策、食事の栄養バランスを考える際は、ショップのポップ表記だけを鵜呑みにせず、冠羽の有無と正式な学術分類を確認することがトラブル回避の鉄則です。

【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準

鳥類行動学の知見および集合住宅における飼育トラブルの実態を踏まえ、それぞれのグループに向いている環境と適性を提示します。

【インコ科(小型〜中型)が適している人】

  • 都市部のマンションやアパートなど、音響トラブルに配慮が必要な環境に住んでいる人
  • 日中に一定の外出・勤務時間があり、適度な自立性を保ちながらパートナーシップを築きたい人
  • 人間の言葉を覚えさせて、おしゃべりや知育トイによるコミュニケーションを楽しみたい人

【オウム科(特に大型種)の飼育を慎重に再考すべき人】

  • 留守がちで、1日2〜3時間以上の濃密なスキンシップや放鳥時間を確保できない家庭
  • 完全防音室を設置できない集合住宅や、近隣との距離が近い住宅地に住んでいる人
  • 自分自身の年齢が50代以上で、40〜70年に及ぶ長寿鳥を終生飼育する後継人(引き取り先)が定まっていない人
田中 結衣

田中 結衣

デジタルマーケティングコンサルタント

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。