麻生派ナンバー2は誰か?甘利明の現在と鈴木俊一ら実力者の後継相関図
自民党唯一の存続派閥となった麻生派において、「ナンバー2は誰か」という問いに対する答えは、「形式上の最高幹部」と「実質的な派内統率者」の二重構造を理解することで明確に見えてきます。
長年にわたり麻生太郎氏の盟友として志公会の最高顧問や会長代理を務め、名実ともにナンバー2と目されてきたのは甘利明元幹事長でした。しかし、近年の選挙情勢や党内環境の変化に伴い、派閥運営の実質的な主導権は、財務大臣や党総務会長を歴任した鈴木俊一氏へとシフトしています。
鈴木俊一氏は、第70代内閣総理大臣を務めた鈴木善幸氏の長男であり、麻生太郎氏の妻・千賀子氏の実弟にあたります。つまり、麻生氏とは完全な義兄弟(親族関係)にあります。派閥結成時から麻生氏を支え続ける最側近であり、温厚で調整力に長けた人柄から、派内若手・中堅の信頼も極めて厚い実力者です。現在の志公会において、麻生会長の意向を体現し、実質的な派閥ナンバー2として全体を取りまとめているのは鈴木俊一氏であるというのが、永田町関係者の一致した見解です。