異例抜擢の真相に迫る!日本航空新社長が仕掛ける次代の経営改革
航空運送事業のボラティリティをいかに抑えるかは、同社にとって長年の宿題だった。その解答が、現在総仕上げの段階にあるJAL中期経営計画2026に集約されている。航空券の販売頼みから脱却し、日常生活のあらゆるシーンで顧客とつながるプラットフォーム企業への脱皮だ。
その中核を担うのが、登録者数を伸ばし続けるJALマイレージバンクの進化だ。金融サービス「JAL Pay」の拡充や、マイルを活用したEC・トラベル事業の統合により、非航空領域での営業利益比率を着実に引き上げている。飛行機に乗らない日であっても収益が上がる強靭なビジネスモデルの構築は、不確実な世界情勢に耐えうる筋肉質な企業体質を確固たるものにしている。