伝説の油冷カスタム「Rad Jalopy」の全貌:Gsx-R1100に注がれた狂気と技術の美学
ビンテージバイクのカスタムには、常に議論となるテーマがある。「オリジナルの状態を保つべきか、現代のパーツで近代化すべきか」という問題だ。
Rad Jalopyが提示した答えは、「走行性能のアップデートと時代の空気感の融合」(レストモッド/Restomod)である。80年代の意匠や雰囲気を損なうことなく、ブレーキ性能や足回りの剛性、電装系の信頼性を現代水準に引き上げる。単なる展示品として床に飾るのではなく、キーを回せばいつでも一発で始動し、ワインディングで現代のSS(スーパースポーツ)と対等に渡り合える状態を保つこと。これこそが旧車に対する敬意の形だ。