ヒカキンとセイキンはどっちが兄?本名や年齢差と固い絆の真相

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YouTubeの黎明期、先に頭角を現したのは弟のヒカキンでした。スーパーマーケットの店員として働きながらヒューマンビートボックスの動画を投稿し続け、世界的バイラルを起こしたヒカキンに対し、当時の兄セイキンは過酷な社会人生活を送っていました。

セイキンは大学中退後、ガソリンスタンド勤務やトラック運転手、電力関連の訪問販売営業など、現場の第一線で汗を流していました。しかし、過酷な労働環境の中で精神的・肉体的に追い詰められていた時期があり、その窮状を見かねた弟ヒカキンが「絶対に才能があるから、YouTubeをやってみろ」と強く背中を押したという経緯があります。

2012年、セイキンが最初に投稿した「朝のモーニングルーティン」動画が反響を呼び、独自の動画スタイルを確立。さらに世間を驚かせたのが、セイキンの並外れた音楽的才能と圧倒的な歌唱力でした。アカペラ動画で披露された正確な音程と伸びやかなハイトーンボイスはプロの音楽関係者をも唸らせ、やがて兄弟コラボレーションという巨大なうねりへと発展していきます。

2017年に発表された兄弟コラボ楽曲『雑草』は、雪国・新潟から這い上がり、嘲笑や逆境に抗いながら東京のコンクリートジャングルで夢を掴み取った2人の生き様を描いた名曲です。兄セイキンが作詞作曲を手掛け、弟ヒカキンのビートボックスと融合したこの楽曲は、テレビ朝日系『ミュージックステーション(Mステ)』への出演を果たすなど、YouTuberという職業が日本の大衆文化として正式に認められる決定打となりました。

阿部 裕樹

阿部 裕樹

エンタメ専門ジャーナリスト

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。