キスの捌き方完全攻略!身がボロボロにならないプロの技と背開き
キスの醍醐味である天ぷらにおいて、見た目の美しさとサクサク感を両立させるための「背開き」と「松葉おろし」の具体的ステップを解説します。
天ぷら用「背開き」の3ステップ
- 背ビレのキワから刃を入れる:頭を落としたキスの背を手前に向け、背ビレのすぐ上側に包丁の刃先を当てます。尾の手前まで、中骨の上を滑らせる感覚で浅く切り込みを入れます。
- 中骨に沿って身を切り離す:包丁を寝かせ、中骨をカリカリと刃先で感じる角度を保ちながら、腹側の皮を突き破らないギリギリの深さまで刃を進めます。
- 骨を取り除く:魚の上下を反転させ、反対側の身と中骨の間にも刃を入れます。尾の付け根の手前で中骨を包丁の刃元で断ち切り、背ビレと中骨を一体にして剥がし取ります。最後に腹骨(肋骨)をすき取れば完成です。
料亭仕立ての「松葉おろし」手順
松葉おろしは、腹側から左右に開き、尾の付け根で連結させた状態にする手法です。
- 腹を手前に置き、腹側から中骨に沿って背側へ向けて包丁を入れます。このとき背側の皮を切らないよう寸止めします。
- 魚を返して反対側の腹からも同様に中骨に沿って包丁を入れ、左右の身を中骨から完全に浮かせます。
- 中骨だけを浮かせた状態にし、尾の付け根の骨だけをパチンと切り落とします。尾で2枚の身がつながり、松の葉のように二股に分かれた優美な形状に仕上がります。