Nec春闘の満額回答迫る!賃上げ具体額と賞与・他社比較の全貌
今年の交渉において、現場の声を背負ったNEC労働組合が提示した要求骨子は、物価上昇を上回る実質賃金の確保だった。基本給を直接底上げするベースアップ(ベア)要求は月額1万8000円規模に達し、年間賞与についても前年を上回る年間6.5ヶ月分が求められた。これに対し、経営陣は労働組合の要求に応える形で、満額回答を含む過去最高水準の引き上げを回答した。
具体的には、ベア相当分として月額1万5000円から1万8000円のベースアップを実施。さらに、業績連動賞与については近年の堅調な事業収益を反映し、満額の回答が提示された。手当面でも見直しが進み、在宅勤務手当の再設計や、高度専門人材への特別手当拡充といった改定が盛り込まれている。物価高騰に対する生活防衛のみならず、社員のモチベーション底上げを強烈に意識した内容だ。