なぜ学校から消滅したのか?体育ブルマ廃止の裏に潜む驚愕真相
1964年の東京五輪で女子バレーボール日本代表が着用したニットショーツは、全国の体育指導者たちに強烈なインパクトを与えた。動きやすさと美しさを兼ね備えた最新ギアとして注目されたが、これを学校現場へ急進的に持ち込んだのが当時のスポーツウェア産業と日本女子体育連盟をはじめとする体育指導の推進母体である。
菅公学生服をはじめとする大手メーカー各社は、耐久性と伸縮性に優れたナイロン・ポリエステル素材の製品を次々と開発した。学校体育実技指導資料などの公的マニュアルには「運動機能の向上」が謳われ、教育現場はこれを無批判に受容していく。生徒の視線や羞恥心よりも「集団指導の統一美」や「運動効率」が優先される空気が、全国の職員室で形成されていった。