ミャクミャクはなぜ気持ち悪い?不気味から愛されるキモかわの真相
生理的な嫌悪感すら呼んだビジュアルですが、その成り立ちを紐解くと、極めて論理的かつ万博の理念を純粋に具現化した産物であることが分かります。ミャクミャクの正体は、単なるマスコットではなく「細胞と水がひとつになった不可思議な生き物」です。
赤い部分は2026年大阪・関西万博の公式ロゴマーク「いのちの輝き」そのものです。グラフィックデザイナーのシマダタモツ氏率いる「TEAM INARI」が制作したこのロゴは、1970年大阪万博のシンボルマークのDNAを宿す「踊り、跳ね、生きている」細胞の連なりを表現していました。
一方、青い胴体部分は「水の都」として栄えてきた大阪の水を象徴しています。水は形を持たず、器に合わせて自在に姿を変え、あらゆる生命を育む源となります。「流動する水」と「増殖する細胞」が融合した結果、固定された可愛さに依存しない、生命の根源的な躍動感を宿すキャラクターが誕生しました。