風営法改正で夜の街はどう激変した?ホスト規制と売掛金の真相
Q1:キャバクラの常連客に対する売掛金(ツケ払い)も風営法で一律禁止されたのですか?
A1:一律に刑罰の対象として禁止されたわけではありません。信用関係に基づく常識的な範囲の後払いは民法上可能ですが、客の支払能力を著しく超える請求や、支払いを口実に不当な要求を行う行為は、風営法の指導対象および公序良俗違反となります。トラブル回避のため、業界全体で原則即時決済への移行が進んでいます。
Q2:警察の立ち入り検査で営業停止処分になる条件はどのように変わりましたか?
A2:以前は是正指導や指示処分が先行するのが一般的でしたが、現在は売春強要に関与した疑いや、重大な料金トラブル、無許可営業、暴力団関係者の関与などが発覚した場合、公安委員会により「初犯であっても事前の猶予なしで最長6カ月の営業停止」が下されるなど、運用のスピードと厳しさが格段に増しています。
Q3:これから新しく接待飲食店を開業する場合、許可申請手続きの期間や難易度はどうなりますか?
A3:審査難易度は大幅に上がっています。特に管理者や出資者の適格性審査、資金の出所の確認が厳格化されており、警察署生活安全課による現地確認や書類精査に時間を要するため、申請から許可交付まで従来より長い3カ月〜4カ月程度を見込む必要があります。