人食いフカの真相|日本近海の危険種と過去の襲撃事件から迫る実態
「日本に人食いザメはいない」という言説は明白な誤りです。発生頻度こそ熱帯の外洋リゾートに比べて低いものの、人食いサメ 日本 被害事件の公式記録には、プロの潜水士やサーファーが命を落とした重大事例が克明に残されています。
1992年 愛媛県松山市沖(瀬戸内海サメ襲撃事件)
日本国内のサメ被害史において最も衝撃を与えたのが、1992年3月に発生した瀬戸内海での死亡事故です。
愛媛県松山市の忽那(くつな)諸島周辺海域で、水深約20メートルの海底でタイラギ(貝)漁を行っていたヘルメット潜水夫が突如消息を絶ちました。船上の連絡員が異変に気付いて引き上げたところ、潜水服は無残に引き裂かれ、鋼鉄製ヘルメットには巨大な咬み跡が刻まれていました。
瀬戸内海 サメ被害 経緯の調査委員会および法医学鑑定により、傷痕の幅や歯型から体長5メートル超、体重1トン以上のホオジロザメによる急襲と断定されました。波静かな内海である瀬戸内海に超大型のホオジロザメが侵入していた事実は、当時の水産関係者と世間に計り知れない衝撃を与えました。
1995年 愛知県渥美町沖(太平洋側での死亡事故)
瀬戸内海の惨劇からわずか3年後の1995年4月、愛知県渥美半島沖の水深約15メートルでミルクイ漁を行っていた男性潜水士が巨大ザメに襲撃撃沈されました。救助されたものの重症を負い死亡が確認され、残された潜水具からホオジロザメの歯片が発見されています。
沖縄・南西諸島におけるイタチザメ被害
亜熱帯気候の沖縄県周辺では、宮古島や読谷村沖合などでサーファーや素潜り漁師がイタチザメに襲われる事故が散発的に発生しています。宮古島では2000年代以降にも複数回の重大襲撃が報告されており、地元漁協による定期的なサメ駆除が実施されるなど、沿岸部における実質的な脅威として管理されています。