極東開発工業の真相|株価と不祥事の噂、社員のリアル評判を追う

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就職四季報や有価証券報告書のデータによると、極東開発工業の平均年収は640万〜670万円程度(平均年齢41〜42歳前後)で推移しています。日本の給与所得者の平均年収を150万円以上上回る手堅い水準ですが、現役社員やOB・OGが各種口コミプラットフォーム(OpenWork等)や現場取材で語る実態はどうでしょうか。

「良くも悪くも、極めて古典的な日系重工・車輌メーカーの風土」というのが一致した証言です。賞与(ボーナス)の支給実績は年間で4.5〜5.5ヶ月分前後が手堅く維持されており、生活設計が極めて立てやすいという評価が多数を占めます。西宮の本社をはじめ、各地の工場(横浜工場、三木工場など)周辺には充実した福利厚生施設や独身寮・社宅制度が残されており、実質的な可処分所得の高さに満足する声は少なくありません。

一方で、現場の葛藤として噴出しているのが評価制度の硬直性と労働負荷の偏りです。

「営業職は特装車ディーラーや官公庁、産廃業者との濃密な関係構築が求められ、納車対応や仕様打ち合わせで泥臭い対応が必要」「設計や生産現場では、多品種少量生産のオーダーメイド対応が多く、繁忙期の残業負荷が一部の優秀層に集中しやすい」といったリアルな摩擦が報告されています。完全な実力主義やスピーディーな抜擢を期待する若手にとっては、年功序列の昇進スピードがもどかしく映るケースも見受けられます。

木村 陽翔

木村 陽翔

テックライター兼ウェブディレクター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。