プロが教える竹風鈴の作り方!いい音を鳴らすコツと100均Diy術
部材の切り出しが完了したら、組み立て作業へと移ります。竹風鈴作りで最も挫折しやすいのが「糸を通した後のバランス調整」と「結び目の緩み」です。以下のステップに沿って作業を進めることで、手先の器用さに自信がない方でも水平バランスの崩れない美しい仕上がりが実現します。
ステップ1:吊り下げ用の穴あけ
各竹管の上端、節から約1.0cm下の側面に、ピンバイスで貫通穴(左右対称に2箇所)を開けます。この位置が高すぎると竹が割れやすく、低すぎると吊り下げた際に竹が傾く原因になります。開けた穴のバリは、丸棒ヤスリやつまようじで滑らかにしておきます。
ステップ2:天板ベースの穿孔とレイアウト
木製コースターなどの円形天板に、中心から等距離の円を描き、6等分(60度間隔)のポイントに穴を開けます(合計6組、各竹管につき2穴ずつ開けると安定します)。天板の真ん中には、打子と短冊を吊るすメインコードを通すためのセンター穴(直径3mm程度)を1箇所開けておきます。
ステップ3:ほどけない糸の結び方(エイトノット&もやい結び)
竹管を吊るす際は、通常の「固結び」だけでは振動によって次第に結び目が解けて落下してしまいます。竹管の穴に通した糸は、登山や船舶でも使用される「8の字結び(エイトノット)」でコブを作り、天板側には輪を作って抜け落ちを防ぐ「もやい結び」を適用するのが鉄則です。糸の長さをすべて揃えて天板に固定し、吊り下げた状態で竹管の上端が水平に並んでいるかを確認します。
ステップ4:打子(舌)と短冊の高さ調整
センター穴から吊り下げるメインコードに木製ボール(打子)を通し、竹管の全長に対して「上から約60〜65%の高さ」に位置するよう、ボールの下に大きな結び目を作って固定します。打子のさらに下端(打子から約15〜20cm下)に短冊(和紙や経木)を結びつけます。短冊の重さは約5〜10gがベストで、室内でうちわの微風を当てた際、短冊がふわりと揺れて打子が周囲の竹を優しく撫でるように当たる位置が理想のセッティングです。