なぜSaで行列?静岡いでぼくの極上ミルクと進化する濃厚スイーツ
多くの人が口にする牛乳は、白黒模様のホルスタイン種から搾られる。すっきりとした軽やかな飲み口が特徴だが、いでぼくの厨房で主役を張るのはそれだけではない。濃厚なコクと黄色みを帯びた乳脂肪が特徴のジャージー種、そしてナッツのような芳醇な香りと高いタンパク質含有量を誇るブラウンスイス種を巧みに育て上げている。
この異なる品種から搾られる生乳のブレンド比率こそが、他では決して真似のできない乳製品スイーツの骨格を作り上げる。脂肪分が高いだけでは、後味にしつこさが残る。逆に軽すぎれば、感動は生まれない。舌の上で体温とともに滑らかに溶け崩れ、喉を通った後にはすっきりと澄んだ余韻だけが残る。この奇跡的な味覚設計は、血統管理から搾乳タイミングまでを一元管理できる自社牧場だからこそ到達できた領域だ。