スマブラのマジックハンドとは?元ネタと噂の真相を徹底解明

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スマブラ内に息づくマジックハンドの原点を辿ると、任天堂の歴史を語る上で欠かせない伝説的開発者・横井軍平氏の存在に行き着きます。1966年、当時工場の設備保守を担当していた横井氏が余剰資材で作った伸縮式の手具に当時の社長・山内溥氏が着目し、商品化されたのが「ウルトラハンド」でした。発売初年で累計140万個以上を売り上げる大ヒットとなり、任天堂を倒産の危機から救った名機として社史に刻まれています。

横井氏が提唱した「枯れた技術の水平思考」(既に普及して安価になった技術を別の用途に活用する哲学)は、後のゲーム&ウオッチやゲームボーイ、ひいてはNintendo Switchの開発思想にまで受け継がれています。スマブラシリーズの生みの親である桜井政博氏も任天堂の歴史に対する敬意を随所に散りばめており、ウルトラハンドは作品を象徴するレトロカルチャーとして大切に扱われてきました。

歴代スマブラにおけるウルトラハンドの具体的な登場形態を検証すると、開発陣の細やかなこだわりが浮き彫りになります。

『大乱闘スマッシュブラザーズX』以降に登場したステージ「メイド イン ワリオ」では、マイクロゲームの演出ギミックとして実物のウルトラハンドが登場。飛び交うボールを伸縮アームでタイミングよく掴むという、原作玩具そのままのアクションが要求されます。また、フィギュア名鑑や『スマブラSP』のスピリッツ一覧においても、任天堂のルーツを伝える貴重なアーカイブとして正式に登録されています。

木村 陽翔

木村 陽翔

テックライター兼ウェブディレクター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。