「おせち炎上」はなぜ繰り返される?写真詐欺と悪質業者の裏側
時が流れ、情報発信の主舞台がX(旧Twitter)などのSNSに移っても、同様の悲劇は形を変えて繰り返されている。当時の騒動を知らない世代や、参入障壁の低さから安易にネット販売を始めた事業者が増えたことで、期待と現実の落差を告発する投稿は毎年あとを絶たない。
色鮮やかで豪華なカタログ写真とは裏腹に、手元に届いた重箱は隙間だらけで料理が偏っていたり、解凍後に汁漏れや型崩れを起こしていたりする。スマートフォンのカメラで撮影された過飾のないリアルな画像が瞬時にシェアされる現代において、見た目を偽る手法は一瞬で暴かれる。一口食べた瞬間の失望感は、瞬く間に拡散され、炎上へと発展していくのだ。