なぜ12月23日は平日に?「平成の日」法改正論争と皇室の未来

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かつて天皇誕生日として親しまれた12月23日が平日へと変化した最大の契機は、平成から令和への御代代わりである。退位に伴い、憲政史上約200年ぶりとなる生前退位が現実のものとなった。これにより、平成の時代に象徴として国民に寄り添い続けた上皇明仁陛下が譲位され、今上天皇徳仁陛下が第126代天皇として即位された。これに伴い、天皇誕生日は今上天皇の誕生日である2月23日へと移されたのだ。

日本の「国民の祝日に関する法律」において、天皇誕生日は「天皇の誕生日を祝う」日と明確に定義されている。つまり、天皇が代わればその日付も自動的に移動するのが原則だ。しかし、過去の明治天皇の誕生日が「文化の日」、昭和天皇の誕生日が「昭和の日」として祝日に残された実績があるため、「なぜ12月23日だけが平日に戻ったのか」という疑問が必然的に生じる。この差異を生み出した理由こそが、他ならぬ「譲位」という歴史的事実そのものであった。

加藤 愛美

加藤 愛美

エンタメ専門ジャーナリスト

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。