部屋が一気に垢抜ける!プロが教える北欧インテリア配色と黄金比
北欧デザインの真骨頂は、半世紀以上前に生み出された家具が今なお現代の空間に鮮烈な存在感を放ち続けている点にある。フィンランドの巨匠アルヴァ・アアルトが生み出した曲げ木の家具は、有機的な美しさと工業生産の合理性を両立させた金字塔だ。Artekのスツール60などは、一脚置くだけで部屋全体の空気を柔らかく整えてくれる。
デンマークを代表するハンス・J・ウェグナーの椅子は、人間工学に基づいた座り心地の良さと職人技の極致を見せる。また、フリッツ・ハンセン社から世に送り出されたアルネ・ヤコブセンのセブンチェアやエッグチェアは、彫刻的なシルエットで空間に小気味よい緊張感を与える。家具製造業が伝統的な手仕事と現代技術を両輪で進化させてきたからこそ、これらの名作は使い込むほどに味わいを増す一生モノの価値を持ち続けている。