糖尿病1型と2型の違いとは?原因・初期症状と2026年最新治療の真相
糖尿病の根底にあるのは、膵臓のランゲルハンス島β細胞から分泌される「インスリン」の作用不足です。しかし、その不足が生じるプロセスは1型と2型で決定的に異なります。1型糖尿病の原因は自己免疫の異常であり、本来はウイルスなどの外敵を攻撃するはずの免疫システムが自身のβ細胞を破壊してしまうことで発症します。一方、2型糖尿病はインスリン分泌能力の低下とインスリンの効きにくさ(抵抗性)が組み合わさることで引き起こされます。
日本における糖尿病の診断基準は、HbA1c(ヘモグロビンA1c)値が6.5%以上、かつ「早朝空腹時血糖値126mg/dL以上」または「随時血糖値200mg/dL以上」を満たした場合に確定診断されます。数値の判定基準自体は1型・2型共通ですが、体内でインスリンがどの程度自給できているかを測る「血清Cペプチド検査」や「抗GAD抗体」などの自己抗体検査を行うことで、正確な病型判定が下されます。