岩手・大槌町「風の電話」の現在は?震災15年の祈りと訪問ガイド

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風の電話が放つメッセージは、国境や宗教、言語の壁を越えて世界へと広がっています。英BBCや米CNN、ロイター通信など海外主要メディアがこぞって「日本の被災地にある奇跡の電話ボックス」として特集。死別という誰しもが直面する普遍的な苦痛に対する、日本独自のアニミズムや自然観に基づいた美しい癒やしの形として、海外の心理学者やグリーフケア専門家からも絶賛されました。

現在では、この大槌町の取り組みにインスパイアされた「姉妹電話」が、アメリカ、カナダ、アイルランド、そして戦禍に見舞われたウクライナなど、世界各地の自然豊かな場所や公園に有志によって設置されています。「風の電話」というコンセプトは、今や岩手県の一角から生まれた世界共通の祈りのシンボルとなっているのです。

橋本 菜々子

橋本 菜々子

トレンドリサーチャー

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。