ハイエース後部座席の乗り心地真相!跳ねる原因と快適化カスタム術

話題沸騰中の ハイエース後部座席の乗り心地真相!跳ねる原因と快適化カスタム術について、多角的な視点を整理して公開しています。

「路面の段差を越えるたびに突き上げが来る」「後部座席に座っていると体が浮くような感覚がある」——WEB上のレビューやオーナー座談会で頻繁に聞かれるこの現象には、明確な工学的理由があります。

ハイエースの主力モデルであるバン(4ナンバー・1ナンバー)は、最大積載量1,000kg(1トン)の荷物を積んだ状態で安全に走行できるよう足回りが設計されています。リアサスペンションには、金属板を重ね合わせた強靭な「リーフスプリング(板バネ)」が採用されており、荷物を満載した際に最も安定するバネレートに設定されています。そのため、荷物を積んでいない空車時や家族だけを乗せて走る日常ユースでは、路面からの衝撃をバネがいなしきれず、ハイエースの後部座席が跳ねる理由となってダイレクトに座席へ伝わってしまいます。

また、商用車としての積載スペースを最優先しているため、ハイエースのバンとワゴンの後部座席の違いも乗り心地の明暗を分ける大きな要因です。ワゴン(3ナンバー・5ナンバー)は人を乗せる前提で作られているため、シートのクッション厚や足回りのセッティングが乗用車寄りに調整されています。対してバンモデル、特にDXグレードなどは荷室容積を確保するためにシートバックが薄型かつ直角に近い固定式となっており、長時間座り続けると腰や首へ大きな負担がかかります。

山崎 陸

山崎 陸

ガジェット&アプライアンスライター

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。